丸の内15丁目プロジェクトでの弦楽四重奏+篠笛によるコンサート計4公演が無事に終了いたしました。
聴きにいらしてくださったかた、足を止めてくださった方も多くいて、嬉しく思います。
伊東順二先生はじめプロジェクトの皆様、準備の日にちが十分に取れないなか一緒に演奏してくれた奏者の皆さんと、編曲者の前久保諒さんに心から感謝します。
丸キューブはこれまでにも何度か演奏したことがありますが、大好きな場所です。
今回演奏した曲は、
能管による「乱序・獅子狂い」
ニュージーランド民謡「ポカレカレ・アナ」
ラヴェル弦楽四重奏第2楽章
アイルランド応援歌「アイルランズコール」
イングランド応援歌「スゥイングロー・スウィートチャリオット」
そしてアンコールとして能管による「三番叟」を演奏いたしました。
来年度のラグビーのワールドカップに向けたプログラムを準備するにあたり、
ただ応援歌を紹介しても、強豪国の有名な曲を演奏しても、スタジアムに行こうとは思わないのではないか、
ラグビーの持つ魅力を伝えられるプログラムにしたい…!!
そんなこだわりによって、曲目は難しくなり編曲は大変になり、正田さんには未経験の弦楽四重奏との共演と、とてもてんこ盛りなプログラムになってしまいました。
音楽を知り演奏することは、その民族や歴史に寄り添う行為だと思います。
激しい「ハカ」を踊る民族のラブソングがとても穏やかなメロディを有していたり、
シャンパンラグビーという異名を持つ国の有名な曲がまるでシャンパンの泡が弾けるような音を多用していたり、
スタジアムで起こる大合唱の背景に込められた想いに胸を打たれたり、
世界が広がるような公演でした。
ところで、冒頭の正田さんによる「乱序・獅子狂い」は、ラグビーワールドカップ公式キャラクターが連獅子の「レンジ-くん」であることから決まりました。
とてもかわいらしいキャラクターなので、是非見かけた際には写真を撮ってみてくださいね。
マルキューブでは来月も出演機会がございます。
またご案内します♪
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